敏感さんのメンタルケア

【社会人1年目の挫折】「仕事ができるフリ」で限界に。弱さと向き合った私が得た学び

UsaGi

社会人になってすぐ「仕事ができるフリ」を続けていませんか?

私も新卒1年目~2年目にかけて、失敗を隠し通し見栄を張り続けましたが、その結果は“焦りと不安”の連続…。本記事では、実体験をもとに弱さを受け止める大切さと、そこから得た成長のヒントをご紹介します。

1. なぜ「仕事ができるフリ」をしてしまったのか

社会人1年目こそ抱えがちな“見栄”

私の場合、新卒入社して最初の業務で「優秀に見られたい」という気持ちがとても強かったです。周囲の期待に応えるどころか、その期待以上の“できる人”だと思わせたくて、分からないことを分からないと言えず、失敗を報告するのも怖くて隠してしまいました。

2. 仕事ができない自分を隠していた頃の苦悩

胸のドキドキが止まらない日々

ミスをもみ消し、「わかりました!」と口先だけで返事するたびに、心臓はドキドキ。夜はなかなか寝付けず、翌朝「今日こそバレるかも」とビクビクしていたのを覚えています。

  • 「あのとき報告しておけばよかった」
  • 「あいつが悪いんだ」と周囲のせいにする どれも、自分を守るための言い訳でした。

3. 過去のイジメ&モテ期が影響した理由

イジメられる恐怖と、認められたい欲求

中学生時代のイジメで「はじかれる恐怖」を覚え、高校では逆にモテて「周囲から評価される快感」を味わう——これらの経験が、“下に見られたくない” という強いプライドを育てていました。

大学時代も、小さな嘘や見栄で周囲に自分を大きく見せるのに慣れてしまい、社会人になってもその延長線上で「仕事ができるフリ」を選んでしまったんです。

4. 弱さを隠すデメリット:ミスを報告できない、素直に学べない

成長チャンスを逃している事実

「優秀なフリ」をする最大の弊害は、わからないことを質問できない点でした。できないならできないと素直に言い、先輩に教わったり本を読んだりすれば、早めに習得できるはず。しかし、見栄を張って「大丈夫です」と言い切ってしまうと、自己流で進めてミスを拡大し、さらに自分を追い込む結果に。

  • ミス発覚 → 心配・不安 → 報告できない → 隠蔽 この悪循環こそが、心身をどんどん疲弊させます。

5. 第三者視点で見た自分&5年後の未来の自分

他人から見た“優秀なフリ”は想像以上に空回り

客観的に言えば、「わからないから教えてください」と素直に言える人のほうが周囲から好印象を得ます。むしろ質問しないで空回りする姿のほうが**“できない人”**に見える可能性が高い、と今なら分かります。

さらに、5年後・10年後の自分から振り返れば、「あのときの見栄やプライドは大したことじゃなかった」と思うはず。長期視点で見れば“弱さを認めた方が成長スピードは早い”ということですね。

6. 挫折から学んだ成長のヒント

(1) 時間をかけても“弱さ”と向き合う

  • わからないことはわからないと伝える
  • “一時の恥”は恥じゃない。むしろ成長の機会だと捉える

(2) 自分のペースで成長すればいい

  • 自分に合う学び方や仕事の進め方を模索する
  • 他人との競争より、「昨日の自分より一歩前進」を意識する

(3) 失敗をオープンにするほど周りも協力してくれる

  • ミスを早めに報告しておくと、逆に大事になる前に修正可能
  • 上司や先輩とのコミュニケーションが増え、信頼関係も築きやすい

7. まとめ:弱さと向き合う勇気がキャリアアップを加速する

「仕事ができるフリ」をしていた20代前半の私は、結局成長の機会を逃し続けていました。見栄やプライドを守ることに注力しすぎて、本当の意味でのスキルアップメンタルの安定を得られなかったのです。

しかし、弱さを認めて周りに素直に頼ったり質問したりできるようになると、思いのほか早く物事が進むように。結果的に転職や副業、キャリアコンサルタントの資格取得など、新しい挑戦も前向きに取り組めるようになりました。

あなたももし「できない自分を認めるのが怖い」と思っているなら、ぜひ一度、弱さに向き合ってみてください。 そこからが、本当のキャリアアップのスタートラインになるかもしれません。

Xからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
ABOUT ME
ササミ
ササミ
敏感すぎる“うさぎメンタル”を抱えながらも、跳ねて生きるための奮闘記を発信中。過去の失敗・挫折もすべて糧に、キャリアコンサル資格を活かして同じように悩む人をサポートしています。ブログで体験談&学びをシェア中!
記事URLをコピーしました